桜島 |
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| 霧島からの帰り、錦江湾沿いに見上げると、桜島が美しい。
私が鹿児島に来た、30年位前桜島に登ろうと、麓の国民宿舎に入って、食事をしていたら、目の前の桜島が突然噴火した! その日展望台まで行っていた車は皆噴石の被害に遭い、次の日登ろうと思っていた我々の計画も頓挫した! その日から、桜島の噴火が始まり、桜島はいまだ登山禁止で、私は登ったことがない。
桜島は、垂水側から見ると結構成層火山に近い形をしているが、鹿児島市内や、この錦江湾沿沿いを走りながら見ると、山頂が長い横に広い山に見える。
「山頂はどんなになっているの?尾根に出てから長そうねぇ」 昔登ったことがある地元の竹細工の仲間に聞くと、 「山頂はお鉢になっているんだよ」 そういえば、桜島の上から見た写真というのは見たことがない。 噴火するので、航空路になっていないのかもしれない。 今まで、桜島をお鉢のある山だと思ったことがなかった。 でも良く考えて見たらあたりまえ!こんなにずっと噴火が続いているのだし、形も、成層火山の上が噴火でなくなったと思うと納得がいく。
錦江湾沿いに見ると、外輪山の手前と向こう側が見えている。
「そうだよねえ、活火山だものねぇ」 などと話しながら、桜島を見ていたら、白い煙が見えてきた。 「わぁ~!煙が上がってきたよ~ひょっとして噴火したりしてねぇ」 「この辺だったら噴火したら音が聞こえるよね?」 「音どころか石が飛んでくっとよ」
垂水が近くなった頃、トイレタイム。 ふと、振り返って桜島を見ると、 「わ~ぁ!!!!」 噴火しているではありませんか!! 予感的中!!
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Saturday, 18, Feb 16:37 | トラックバック(1) | コメント(6) | 山 | 管理
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竹取 |
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| 毎年恒例の竹取に出かけた。
いつもは、年内に、採って来て、煮るのだが、私が事故ったり、病気で入院した人がいたりで、例年になく遅くこの2月・・・ということになってしまった。
朝早く、いつもの場所に集合。 軽トラ2台、乗用車2台に分乗して出発! 最初は、乗用車1台で5人・・ということだったが、うちあわせの時いなかった人が、後でその話を聞き、「そらあんまりじゃなか?わいがもう1台出すから、ゆっくいと行きもんそや」ということになったらしい。
行きは急ぐわけでもなかったので、道の駅で、お土産の鯛を仕入れたり、お酒を仕入れたり。
食事も済ませた頃、メンバーのお兄さんが来た。 今日の竹は、そのお兄さんのお知り合いの方の山。 前もって聞いていたとおり竹は切ってあった。
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| その竹を吟味。若い物や、傷のあるのをはずし、良いものを下に下ろす。 我々の持っている釜の長さ2メートル40センチに測った尺竹を作り、、それに合わせて切っていく。
なるべく節が長くなるよう、無駄が出ないよう、考えながら、切る。
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| 切った竹を積み込む。 竹に傷をつけないよう、車から落ちないよう・・・。
もっともっと残っていたけど、一人頭10本くらいの量は採れたようだ。
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竹満載の車で、ホテルに乗り付けると、ホテルの人が、口々に、「あの竹何のためにとってきたのですか?」聞く。 「あたいどん、これでカゴを編みよっと。東京には竹山がなかもんで、かごんままで切りに、来よったと」
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| 「東京からにしては、かごんま弁がうんまかねぇ」(笑い)
残った竹の節をコップに、お疲れ様のビールを飲む。
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Saturday, 18, Feb 16:16 | トラックバック(0) | コメント(2) | 竹細工 | 管理
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