竹取 |
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| 毎年恒例の竹取に出かけた。
いつもは、年内に、採って来て、煮るのだが、私が事故ったり、病気で入院した人がいたりで、例年になく遅くこの2月・・・ということになってしまった。
朝早く、いつもの場所に集合。 軽トラ2台、乗用車2台に分乗して出発! 最初は、乗用車1台で5人・・ということだったが、うちあわせの時いなかった人が、後でその話を聞き、「そらあんまりじゃなか?わいがもう1台出すから、ゆっくいと行きもんそや」ということになったらしい。
行きは急ぐわけでもなかったので、道の駅で、お土産の鯛を仕入れたり、お酒を仕入れたり。
食事も済ませた頃、メンバーのお兄さんが来た。 今日の竹は、そのお兄さんのお知り合いの方の山。 前もって聞いていたとおり竹は切ってあった。
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| その竹を吟味。若い物や、傷のあるのをはずし、良いものを下に下ろす。 我々の持っている釜の長さ2メートル40センチに測った尺竹を作り、、それに合わせて切っていく。
なるべく節が長くなるよう、無駄が出ないよう、考えながら、切る。
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| 切った竹を積み込む。 竹に傷をつけないよう、車から落ちないよう・・・。
もっともっと残っていたけど、一人頭10本くらいの量は採れたようだ。
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竹満載の車で、ホテルに乗り付けると、ホテルの人が、口々に、「あの竹何のためにとってきたのですか?」聞く。 「あたいどん、これでカゴを編みよっと。東京には竹山がなかもんで、かごんままで切りに、来よったと」
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| 「東京からにしては、かごんま弁がうんまかねぇ」(笑い)
残った竹の節をコップに、お疲れ様のビールを飲む。
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Saturday, 18, Feb 16:16 | トラックバック(0) | コメント(2) | 竹細工 | 管理
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竹の保管
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| お疲れさまでした。私の場合は、ただ家の北側の日のあたらない木陰に寝かせているだけですよ。当然、夏近くには枯れてくるのもあります・・・が、青みが残っているのもあります。いずれにせよ、竹は乾燥してくるとヒゴがひっついてとりづらくなるので、春以降竹が乾燥してくると、竹一本を四つ割したあとに、そのまま長々と一晩くらい裏の川につけておきます。すると少しは水気が戻ってちょっとは扱いやすくなります。
でもあまり長くつけすぎても色が悪くなるので、次の作業・手順を考えて、大体翌日に使う竹の分くらいのみを一晩つけておく感じですかね。いつもいつも先のことを考えなくてはいけないので、結構面倒くさいです。
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by 水俣のカゴ屋 | Saturday, 18, Feb 23:52
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beryoska
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| お教えくださって有難うございます。
やはり、自然といっしょに生活しているプロの方ですねぇ。 川に漬ける・・・なんて!! でも、使う前に水につける程度で、使えるんですね。 今まであまり古いのは使ったことがないのですが、今年は、あせって使わずにとっておいてみようと思います。
まずは、ちいさめのかれてご、巻き縁に挑戦してみようかなぁ・・と思ってます。 また教えてくださいね。
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by 「山と花と篭のぺえじ」beryoska | HP | Sunday, 19, Feb 08:57
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