beryoskaの週間日記
 
鹿児島から群馬に・・今はニカラグアにいます。投稿できませんので、ホームページのBBSにお願いします。
 



2006年1月29日を表示

ロイド・コッツェン・コレクション展

幸雲さんのブログbamboo basketsを見ていて思い出した。

実は、私も1昨年の今頃、京都の細見美術館にロイド・コッツェン・コレクション展を見に行ったのだ。

きっかけは、JALの機内誌。
ロイド・コッツェン・コレクション展の紹介とともに入場券プレゼントということが書いてあった。
当たったら行ってみたいな~くらいの軽い気持ちで応募した。

そしたら、なんと当たったのだ。
でもプレゼントは、ペアの入場券だけ。
交通費、宿泊費は、自分持ちなので、竹細工のお友達に、お孫さんが関西にいる人もいるようなので聞いてみた。
しかしながら、なにぶんにも京都は遠い。
なかなか行きたいという人が現れなかった

そのうちに、パートナーが、行ってもいいよ・・と言い出した。
学生時代の友人が、皇居から、京都御苑に転勤になったので、彼に会いがてら、京都御苑の文化財見学も楽しんでこようということになったのだ。



細見美術館は街角にあるこじんまりした、美術館だったが、次々にある小部屋に、すばらしい作品が並ぶ。

それまで、日常生活に使われている、笊や、籠ばかり作っていたので、あまりの違いにびっくり!
竹のそれまでと違う美しさに目を奪われた!

まさにこれは、竹細工ではなく、竹工芸だと思った。
少しでも近づきたいと思った!!

今考えると、コレクション展の展示作品の本を買ってくればよかった・・・と思うが、そのときは、少しでも技術を磨きたいと、佐藤庄五郎著「竹工芸~竹から工芸品まで~」を購入した。



夜いっしょに夕食をとった友達には、入場券が当たっただけで、わざわざ京都に来た・・という話に目を丸くしていた。
もちろん彼へのお土産は、竹の方口笊。

次の二日間は、彼が手配してくれた、京都御所、仙洞御所、桂離宮、修学院離宮を見て、夢のような日を過ごしてきた。

今になってよく考えて見るとあれ以来、どうも、日用品より、四角いものに目がいきだしたような気がする。
幸雲さんのブログbamboo basketsのおかげで、原点を思い出した。



Sunday, 29, Jan 13:45 | トラックバック(0) | コメント(8) | 竹細工 | 管理


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