beryoskaの週間日記
 
鹿児島から群馬に・・今はニカラグアにいます。投稿できませんので、ホームページのBBSにお願いします。
 



2008年3月9日を表示

軍艦島

長崎二日目。
天気が悪い。

山はやめ、最近、気になっている軍艦島を見に行こうと決まった。

以前、野母崎に行った時、遠くに見たことはあるが、最近、内田康夫の「棄霊島」を読んで、妙に気になっていた。

前もって調べて考えていた計画は、香焼から高島に渡り、石炭資料館を見たり、当時を偲び歩いて来よう…
高島からなら、軍艦島も近いだろう…
と、いうものだった!

しかし、香焼に着いて、歩いている人に道を聞くと、高島に行く船は、最近、事故があって、現在欠航中という。



そこで、野母崎に向かう。

ネットで見つけた「軍艦島クルーズ」は、この天気で、出ているだろうか?
もしだめでも、もう少し近くで見てこよう・・・と。


船を見つけて、覗いていると、船長さんらしき人が、近所に停めた車から降りてきた。

幸いこちらの船は出るというので、乗せてもらうことにした。
でも、お客は私たちだけ!!
だと思ったんだよね~!!



「海の健康村」で貰ったパンフを見せると100円引き!!
たった二人のお客なのに割引券使うなんてせこいね~!!
だけど、気は心だよ~。だから一人2400円也!!

船は思ったより、スピードが速く、なかなか快適!!

軍艦島に近づいてくるにしたがい、胸は高鳴る!!

巨大な廃墟!
異様な光景が目に入ってくる。
怖いもの見たさのような、気分。



「あ~!!あれが話に出てくる端島神社だよね~」

こんなものに感動しているのは、私たちだけだったみたいで、船員さんは、怪訝な顔で
「そう、あれは神社です」

島はもちろん、「立ち入り禁止」
と表示されているが、島の周りや岩壁には釣り人達がたくさんいる。
多分、入ろうと思えば簡単に入れるのだろう。



島を一周して帰途に着く。

面白かった・・・と言っては、語弊があるだろうが、一見の価値はあった!!

私の学生時代は、まだ炭鉱の全盛時代で、夕張から来ている友達もいた。
彼女に誘われ、炭鉱の運動会に行ったら、賞品がすごかったという話も聞いた。
とにかく炭鉱の羽振りの良い時代だった。

この軍艦島はその中でも最先端!
ここの人達は、さぞや誇りに満ち溢れていたことだろう。


それが今は、「つわもの達が夢の跡」
閉鉱が、昭和49年だから、35年放置されていることになる。
非常に、感慨深いものがある!!

世界遺産に・・・という話もあるらしいが、なったら保存が大変そうだね。



Sunday, 09, Mar 21:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 観光 | 管理


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