前橋の叔父 |
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| 先日、従兄弟の奥さんのメールで、前橋の叔父が入院したことを、知った。
従兄弟は、私が見舞いに行くまでのことではない…と、言ったが、丁度こちらに来ている時に聞いたのも、何かの思し召しかと、母の訪問を、午前中で切り上げ前橋に向かった。
前橋の叔父は、父の兄で、ことのほか可愛がって貰った記憶がある。 ただ、G大の先生をしていたので、私の高校から入学した学生に私のことを聞いたのか、私の叔父であることを話したのか、昔同期ながら全然知らない男の子が、札幌に訪ねて来て閉口したことが、あった!
それでも、一昨年の新年、喪中の知らせで、弟の死を知って電話と共に御香典をいただいた。
その時の電話の声で、叔父の衰えは感じていたものの、それ程とは思わなかった。
私が訪問した時は、まだお昼を食べさせて貰っている最中。 あまりの変貌に、びっくり! 母と変わらない位だ!
食事の後、食べさせていた介護士さんに、病状をお聞きした。 脳梗塞で、声を出すのに時間がかかるが、能力的にはすべて理解しているとのこと。 「以前のお仕事聞くと、教授と言うんですけど、そうなんですか?」 「はい」 「どこの?G大?」「はい」 後になって、G大を退官した後、どこか私大に行ったような話を聞いたことを思い出した。 そちらを言えば良かったかなぁ!? ここの病院のお医者さんにはG大出身が、多そう。 叔母達は、もしかしたらそのため、介護士さんには話してないのかもしれない。 衰えた姿は、以前を知っている人には、見せたくないだろう。 叔父には、悪いことをしてしまった!
それでも、その後、そのお詫びと共に、いろいろお話すると、声にはならないものの、穏やかに、ひとつひとつ頷いてくれた。 昔の叔父を思い出した。
最初見た時は、これが最後になるか…とまで思ったが、意外に持ち直しそうな気もしてきた。
叔父さん、またお会いしましょうね。
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Friday, 19, Sep 05:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 介護 | 管理
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