黒斑山 |
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| 朝起きたら、外は雪。 昨日は、雪のゆの字もなかった軽井沢が、雪で埋もれている! 予定では、7時出発だったが、雪も強く降ったいるし、テレビでは、オリンピックのパシュートの決勝が、7時20分からあるという。
結局、パシュートの結果を見て、8時出発。 雪が絶え間なく降り続いている。 「昨日、雪がない雪がない…と言い過ぎたせいで、こんなに降ったんじゃないの?」 昨日乾いていた車坂は雪の下が凍っているようで、止まっている車も何台かある。 我々の車も危うかったが、なんとか昨日のビジターセンター到着。 相変わらず雪は降り続いているが、すでに一組、スノーシューを持った人がいた。 我々が、準備を始めると、さらに続々と登山客が到着。
それでも、9時に出発した我々が一番だったらしく、踏み跡がない。 昨日下見をしておいたのだが、新雪で隠れていて分からない。
仕方なく、中コースを登る予定を急遽変更。 印の見えている表コースを登る。 しかし表コースはアップダウンで、コブを越えていくので、なかなか大変! アイスバーンになった急坂で、私が手こずっていると、後ろから来たパーティーに軽く抜かれた。 足元を見ると、スノーシューではなく、アイゼンを付けている。
「私達もアイゼンにしようよ!?」 提案するが、先頭を行く先輩は、 「ここを越えたら、後は、歩き易くなると、思うよ」 取り合わない。
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| 槍ヶ梢にたどり着いた頃、雪もやみ、前の急騰を登って行く前のパーティーが見えた。 「あの坂、登るのはともかく、下りられないかも!私達ここの避難小屋で、待っているから、先輩、一人で山頂ピストンして来て下さい」
「いやいや、これを降りたら、中コースに合流するはずで、中コースの方が、楽なはずだから、とにかく中コースの合流点まで行きましょう 」 納得して下る。 そして合流点まで来ると、 「この登りが一番きつい坂で、これを登ったら、トーミの頭だから、そこまで頑張りましょう」
トーミの頭まで行くと、その先は、勾配が緩くなり、「黒斑山山頂へ」という標識が現れた。 それを見たら、元気が出た。 そこから20分ほどで、山頂到着!
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| 結局コースタイム2時間のはずが、3時間もかかってしまった。
先輩に騙され騙されながら、なんとか山頂にまで、登れたわけだ。疲れたけど、良かった!
山頂には、いろいろなコースから、沢山の人が登って来ていた。 アイゼンの人、ワカンの人、スノーシューの人… ふと思いついて、先輩に、 「Hさん、もしかして、アイゼン持って来なかったんですか!?」 「うん、持って来なかった、スノーシューに来るのに、アイゼンは思いつかなかった」 「じゃあ、私のメール見なかったんですね!『アイゼン持ちましょうねぇ』って、黒斑の案が出た時、書いたんですけど!」 「気付かなかった」
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| あ~ぁ、パートナーと良い勝負! いずこも同じ秋の(人生の)夕暮れ!
コッヘルを忘れたパートナーは、今日は、リゾートマンションにあった鍋を持ち上げ、私達はやっと豚汁にありついた。
帰りは中コース。 行きの苦労が嘘のように、なだらかな下り。 天気も良くなって、浅間山も瞬間、顔を出し、上々のスノーシュー日和だった。
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Sunday, 28, Feb 20:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山 | 管理
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