大雨がけ崩れ警報 |
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| 朝、目を覚ますと外は大雨。 「五能線が止まっているってよ~」 誰かが言っている。
宴会だけで帰る予定が2名。 新潟に馬を見に行く先輩と福島の家の猫に餌をやるため帰るA子ちゃん。
A子ちゃんは五能線経由で角館まで行って、その後は新幹線グリーンを押さえたと、昨夜嬉しそうに話していたのに!
とにかく、駅に行ってみなくては…と誰かが車で東能代まで、送って行った。
「ところで我々はどうする?」 「辞めよう!!山は逃げないよ。トムラみたいになったら、それみたことかと、言われるよ」
白神岳登山は、あっさり延期! 観光に切り替えられた。
二人を送って来た運転手が、戻って来た。 A子ちゃんは、タクシーで能代に行って、1日1本しかない仙台行きのバスを捕まえるという。 新潟行きは代替の電車が出るらしいが、運転手さんが、まだタクシーで東能代に向かっているところだという(笑い) なんでも、それに乗れば、目的のレースのひとつ前から、見られるらしい(笑い)
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| 雨は上がったが、海岸沿いは突風が吹いている。 私達も、ふかうら文学館を見て、太宰治に思いを馳せたり、川や海が茶色に増水して流れる様子に驚きながら、北上。
「不老不死温泉」の露天風呂は、茶色の波のしぶきがふりかかり、はいれなかった!
千畳敷も、波の下に大部分が隠れ、太宰の文章の面影はない。 でも、大きな岩の名前を確認して満足した。
鰺ヶ沢の「じょじょ長屋」で昼食。 一番早かったのは、ざるそば、2番目が私の頼んだ冷やしぶっかけうどん(どんぐりの粉入り) 「きっと一番遅いよ」と、皆から、脅されていた「じょじょ長屋定食」は、思いのほか早く、天丼と一緒に出てきた。 最後がワンタンメンで、 「きっと、注文を受けて、ワンタンの皮から作り出すんだよ」とは、注文した主の推理。
ちなみに「じょじょ」とは、幼児語で、魚のこと。 関東で言えば、「おとと」という感じ?
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| 札幌から、後輩が合流するので、岩木山の麓を通って、碇ヶ関の駅に行った。
駅にいた、旅館の送迎バスのおじちゃんが、 「今日は、かもしか全滅だぁ!」 なんのことかと思ったら、特急列車の名前。 つまり、今日は奥羽本線も、鈍行しか走らなかったらしい。 後輩は、土産に道新(北海道新聞)を買って来た。 宿に着いて、2日分の新聞を回し読み。
さすが道新! 今まで知らなかった情報満載! 「ガイドが酷すぎだよ~、ポーターみたいな能力しかないんじゃないか!」 「仕事でお客を連れて行くのに、携帯しか持ってないっていうのは、おかしいよ~!トランシーバーとか無線機を持たなくっちゃ~!?」 「某登山家が『私はヒサゴの非難小屋では、小屋の中でテントを張った』なんて言っているけど、そりゃあ、我々の学生時代は屋根だけで床がなかったから、テント張っている人もいたけど、今の小屋はまだしっかりしているから、彼は、昔のことしか知らないんじゃない?その頃は、まだトムラウシ温泉側のルートなかったよ~!」
なんといっても、昔大雪を一緒に登った仲間達ばかり! 思い出話と共に、総評論家になる!
この夜も、トムラや美瑛の話題を肴に、お酒が減っていった!
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Monday, 20, Jul 12:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 観光 | 管理
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