帝釈山 (2060) |
|
|
| 定年前の有給休暇消費中の先輩。
一緒に山に行こうと話しているのだが、東北に行って以来、どうも天気がすぐれず、話が進まない。
それでも、もうすぐ私は鹿児島に戻らなくてはならないので、とにかく近場に・・・ ということになった。
先輩からは、「帝釈山と尾瀬」という、提案。
私としては、せっかく尾瀬なら、尾瀬だけの方が良い気もしたが、どうも、先輩には、帝釈山に思い入れがあるらしい。
何年前だったか、会津駒、平が岳、越後駒に行った時、先輩は、1日前に出て、この帝釈山を登ったらしい。 その折、日光側から登ろうと思ったら、林道が崩れていて、檜枝岐にまわったため、時間がなくなり、山頂までしか行けなかったのだそうだ。 この山の見所は、その先の田代山までの湿原。 今回は是非、その湿原まで行きたいのだそうだ。
| |
|
| 登り出すと、道の両側に、オサバグサの群落。
一見シダ類のような気がするが、ケシ科の1属1種の植物だという。 あまり、気にしなかった花だが、これだけの群落を見たのは初めてだと思う。
| |
| スタートが午後2時だったので、上からどんどん人が下りてくる。
「どちらまで?」と聞かれ 「湿原まで」と答えると、 「わぁ~、私たちは山頂から1時間と聞いてあきらめちゃったんですけど・・・、でもオサバグサが見られたからいいわ」 確かにこの時間からだと、田代山・・・と言ったら、びっくりされそう
| |
| 40分で山頂
それから、岩場が続く。 なかなか湿原らしき地形にはならず、うんざりしてくる頃やっと湿原に出た。 コースタイム通り、たっぷり1時間ほどかかっていた。
| |
| 「あちらの湿原の方が広そうね」 湿原を横切って、10分ほど行くと、「田代山山頂」の標識。
むしろ、木賊温泉側から、田代山を目指した方がよいのでは?? 内心思ったが、そう言ったら、彼のこと、絶対 「次は木賊温泉から登ろう」 と言いそうだったので、飲み込んだ。
| |
|
Thursday, 17, Jul 08:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山 | 管理
|