beryoskaの週間日記
 
鹿児島から群馬に・・今はニカラグアにいます。投稿できませんので、ホームページのBBSにお願いします。
 



2006年2月を表示

桜島

霧島からの帰り、錦江湾沿いに見上げると、桜島が美しい。

私が鹿児島に来た、30年位前桜島に登ろうと、麓の国民宿舎に入って、食事をしていたら、目の前の桜島が突然噴火した!
その日展望台まで行っていた車は皆噴石の被害に遭い、次の日登ろうと思っていた我々の計画も頓挫した!
その日から、桜島の噴火が始まり、桜島はいまだ登山禁止で、私は登ったことがない。

桜島は、垂水側から見ると結構成層火山に近い形をしているが、鹿児島市内や、この錦江湾沿沿いを走りながら見ると、山頂が長い横に広い山に見える。

「山頂はどんなになっているの?尾根に出てから長そうねぇ」
昔登ったことがある地元の竹細工の仲間に聞くと、
「山頂はお鉢になっているんだよ」
そういえば、桜島の上から見た写真というのは見たことがない。
噴火するので、航空路になっていないのかもしれない。
今まで、桜島をお鉢のある山だと思ったことがなかった。
でも良く考えて見たらあたりまえ!こんなにずっと噴火が続いているのだし、形も、成層火山の上が噴火でなくなったと思うと納得がいく。

錦江湾沿いに見ると、外輪山の手前と向こう側が見えている。

「そうだよねえ、活火山だものねぇ」
などと話しながら、桜島を見ていたら、白い煙が見えてきた。
「わぁ~!煙が上がってきたよ~ひょっとして噴火したりしてねぇ」
「この辺だったら噴火したら音が聞こえるよね?」
「音どころか石が飛んでくっとよ」

垂水が近くなった頃、トイレタイム。
ふと、振り返って桜島を見ると、
「わ~ぁ!!!!」
噴火しているではありませんか!!
予感的中!!



Saturday, 18, Feb 16:37 | トラックバック(1) | コメント(6) || 管理

竹取

毎年恒例の竹取に出かけた。

いつもは、年内に、採って来て、煮るのだが、私が事故ったり、病気で入院した人がいたりで、例年になく遅くこの2月・・・ということになってしまった。


朝早く、いつもの場所に集合。
軽トラ2台、乗用車2台に分乗して出発!
最初は、乗用車1台で5人・・ということだったが、うちあわせの時いなかった人が、後でその話を聞き、「そらあんまりじゃなか?わいがもう1台出すから、ゆっくいと行きもんそや」ということになったらしい。

行きは急ぐわけでもなかったので、道の駅で、お土産の鯛を仕入れたり、お酒を仕入れたり。

食事も済ませた頃、メンバーのお兄さんが来た。
今日の竹は、そのお兄さんのお知り合いの方の山。
前もって聞いていたとおり竹は切ってあった。



その竹を吟味。若い物や、傷のあるのをはずし、良いものを下に下ろす。
我々の持っている釜の長さ2メートル40センチに測った尺竹を作り、、それに合わせて切っていく。

なるべく節が長くなるよう、無駄が出ないよう、考えながら、切る。



切った竹を積み込む。
竹に傷をつけないよう、車から落ちないよう・・・。

もっともっと残っていたけど、一人頭10本くらいの量は採れたようだ。





竹満載の車で、ホテルに乗り付けると、ホテルの人が、口々に、「あの竹何のためにとってきたのですか?」聞く。
「あたいどん、これでカゴを編みよっと。東京には竹山がなかもんで、かごんままで切りに、来よったと」



「東京からにしては、かごんま弁がうんまかねぇ」(笑い)

残った竹の節をコップに、お疲れ様のビールを飲む。



Saturday, 18, Feb 16:16 | トラックバック(0) | コメント(2) | 竹細工 | 管理

島原大変

以前独歩さんに教えていただいた本が、やっと入ったと、図書館から連絡があった。

昨秋、独歩さんに薦められ、九重大船を岳麓寺から登った時、途中に立派な、「入山公」のお墓があって、びっくりした。

このお殿様は、どうしてこんな山の中にお墓を作ったんだろう?

などと不思議がったら、独歩さんが、この本を教えてくださった。

文庫本なので、値段は安かったのだが、本屋さんには、注文しないと入らないようで置いてなかったので、図書館に頼んだ。
「なかなか入らないねえ、本屋さんで注文したほうがはやかったかしらねえ」
などと思っていたのだが、やっと手に取ることが出来た。

入山公は足が悪かったのに、「ひとうま」に乗って、大船登山を楽しんだらしい。
九重には他にも山はあるのに、大船だけに登りつづけたらしい。
この話の主人公は、山宿の若いお嫁さんだが、脇役の入山公は、不思議な人だ。
見た目が由比正雪にそっくりだという、入山公!
勉学は好きだったのだろうが、体は弱かったのだろう。
側室が皆大柄な女性とのこと。でも子供には恵まれたらしい。
作者:白石一郎の本をもっと読めば、またどこかで登場してくるかもしれない。

しかし、階級社会だから出来たのだろうが、好きな山に眠る望みがかなった入山公は、幸せな人!?
私も、常日頃、「私の灰は大雪のお鉢にまいてね」と、パートナーに言っているのだが、「俺のほうが、先に死ぬから無理だよ」という答えしか返ってこない。
世の中には、「美人薄命」という言葉があるのよ!!笑い



Thursday, 16, Feb 08:18 | トラックバック(2) | コメント(0) | 今読んでる本 | 管理

水俣のカゴ屋さん

きょうは、月1回の竹細工の日。
今日は、今週末に迫った、竹切りに出かけるための打ち合わせ。
いつも頂きに行く、横川のおばさんのところは、なぜかだめになったので、栗野に行くという。
竹山を売ったので、売り渡す前に、竹を切って道路においてあるから、それを、帰っ
てすぐ釜に入れられるよう、長さをそろえて積み込むだけだという。
もし、その竹が、`やっせん’ようなら別の山に採りに行く手配もしてあるとのこと。

軽トラ2台に、普通車1台で、誰の車を出すか、ホテルは、霧島のキャッスルにしたので、部屋割りなど・・・。
金曜日、9時集合ということになった。

そのあと、私からの報告!!!
水俣のカゴ屋さんとネット上でお知り合いになったこと。
私達のグループの目指す、日常に使う製品を作られていること。
巻き縁と、蔓の留めがお好きとのこと。
私達の作りなれているものをたくさん作られていること、等々・・・。
水俣のカゴ屋さんのホームページと、頂いたメールを見せると、皆、一様に、食い入
るように、巻きぶちの写真を見て、
「まっこち、きれいじゃっどねぇ!」
「そのうち、訪ねてみたいねえ!」
「青竹があるうちがいいだろうから、3月くらいまでが、せいぜいかねえ」
「お酒飲みやっどかねえ」
「焼酎(そつ)持っていって、飲みながら話を聞きたかねぇ」
「作りかけを持っていって、実際に巻いてもらいたかねぇ」
皆勝手なことを言っていた。

水俣のカゴ屋さんが、フォーラムで、職人代表で話をされたことなど話すと、
「そういえば、昔は、『阿多のたんこどん』とか『ばらどん』が、回ってきて、修理や注文によって、いろいろ作ってくれたもんだよ~!」
などという昔話も聞かせてもらった。

本当に、そのうち訪ねていきたいものだ。

今日の講座は、しょけを作る人、ばらを作る人、片口を作る人、様々。
私は、もちろん、カウプレ用の「たかおろし」



Wednesday, 15, Feb 19:40 | トラックバック(0) | コメント(2) | 竹細工 | 管理

今日は誕生日!

この年になると誕生日といっても複雑な気分。
ことに今年は、なんと、四捨五入すると大々の大台にのる年になってしまった!!

誕生日祝いに花が届いた。
誰からって、それはガス屋さん。
毎年届くガス屋さんからのお花はとても楽しみ!
凄くいい経営戦略だと思う。
だって、この地に住む限り、絶対このガス屋さんでいたいと思うもの!



昨夜は、パートナーと誕生日前夜祭?

久しぶりに、居酒屋メニューではなく、コース料理を楽しんだ。



Sunday, 12, Feb 15:14 | トラックバック(0) | コメント(6) | グルメ | 管理


(2/4ページ)
最初 1 >2< 3 4 最後